2005年10月24日

時は流れ



   濃い若草色の便箋
   異国の地で萌ゆる
   若葉の色
   
   菊さんへ


  
   白い便箋に時計と歯車の印刷
   穏やかに緩やかに
   そして確実に時を刻む

   ぜんまい人形さんへ



   


   いまは今であるが
   いつであるかは分からない

   今が過去であるのか現在であるのか
   未来であるのか

   これは
   もう起きてしまった事なのか
   いま起きている事なのか
   まだ起きていない事なのか

   闇の中では時の流の感覚が不明瞭となる
   いまがいつであるかという概念はなく
   ただ時間が緩やかに流れる

   人は光に当たることによって
   体内時計を調節するものだとの記憶がある
   闇の中で体内時計は引き伸ばされ
   刹那が永遠に 永遠が刹那に置換される

   僕が起きて時間が流れ
   僕が寝て時間が止まる

   不連続な時間の中で
   今日も僕は静かに想う





   僕は誰

   
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